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市民公開健康講座

高齢者のお口の管理の重要性について
〜要介護にならないために〜

日時:6月19日(土)14:00から
場所:まなみーる 2F音楽室

数多くの学会の理事や評議員をされ、数々の著作で有名な渓仁会札幌西円山病院歯科診療部長 藤本篤士先生に講演していただきました。
超高齢社会を迎える私たちにとっては非常に切実な問題であり、医療関係のみならず広い職種、一般の方を含めて80名以上の方に来ていただきました。
口腔機能が衰えると全身も衰えるというお話、機能を衰えさせないためにはどうしたらよいかのお話、藤本先生が出演されたNHKテレビなどの動画を交えてのあっという間の2時間でした。
28度の暑さの中、一生懸命に聴講される皆さんの姿を見て、先生も大汗を拭きつつ、ついつい熱が入ったとのことでした。

藤本先生が勤務される札幌西円山病院は1200名もの高齢者が利用されているという、東京以北では最大の高齢者施設であり、そこで多くの治療をしながらも、入所者の7〜8割の方は最後は口から食べられなくなって死を迎えるという現実に直面し、どうしたらよいのかを考えるようになったとのことです。

高齢者の非常に多くが肺炎で亡くなる
窒息も危険、特にパンはちぎって少しずつ食べること
高齢になるほど余計に頻繁に歯を磨かなくてはならない
歯に付着したバイオフィルムを破壊するために歯を磨くこと
口腔機能が落ちてくると粘膜についた菌も落とす必要がある
舌はあまり強くこすらないこと、傷つけないよう1日1回でよい
一度機能が落ちると元に戻すには5〜6倍の時間がかかる
落ちないように普段からよく食べ、よくしゃべり、よく笑うこと

一般参加の方もいろんなノウハウを得られたのではないでしょうか。
尚、詳細については当ホームページでも少しずつアップしていきますのでご覧ください。

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