
「フッ化物洗口の効果は持続します」
小さい頃にフッ化物洗口を経験すると大きくなってからもむし歯が少ないということがわかっています。
例えば下をご覧ください。
この地域では小学校でのフッ化物洗口は実施していませんが、幼稚園では行っているところと行っていないところがありました。
そして6歳臼歯で比較してみると、やはりフッ化物洗口を経験している児童のほうが圧倒的にむし歯が少ないのでした。
さらになんと大人になってからも差が出るのです。
こちらは新潟県の調査です。
幼稚園から中学校卒業までフッ化物洗口を経験した30歳代の方のDMFTは全く経験していない方の約1/3と、非常に少ないことがわかります。
DMFT=「むし歯+治療した歯+喪失した歯 の合計」ですから、DMFTが約4というのは全く健全な歯が24本以上あるということです。
すばらしいことですね。