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特集:誤嚥性肺炎

「咳(せき)」が出せますか?

 「咳(せき)を出す」ということは誤嚥の防止になります。
 逆に咳が出せないと、口の中のばい菌が気管の奥へと侵入しやすくなります。
 咳を出すときは声門を閉じて息をためてから出すので、声門が閉じないと咳こまずに誤嚥を生じます。「咳が出せない」、「声がうまく出ない」場合は要注意です。訓練は「いきむこと」です。例えば椅子に座って座イスの部分を持ち上げるとか「押し合いっこ」をすることです。


 皆さんが冷たい飲み物、例えばビールやジュースなどを呑むようなとき、ごくごく呑んだあとで息をぷはーっと吐くことと思います。
 「呼吸と嚥下」。普段私たちはあまり意識することもなく一見無関係にも感じますが、実は上の例のように、嚥下の時には息を吸い、息を止めて呑みこみ、その後吐くといった動作が必要です。うまく呼吸が止められなかったり、深呼吸ができない場合は呼吸筋の訓練が必要です。



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